#2 IFから始めてみる超初心者のためのエクセル・スプレッドシート解説!

2020年4月12日日曜日

超初心者向けレッスン


どうも! 管理人です。
 #1のレッスンはすんなりできましたでしょうか?
 無料で学習環境を整えることができるなんて、とても素晴らしい時代になりましたね!
 さて、前回は第一回目ということで、長々と蛇足を書き連ねてしまいましたが、今回はさっさと本題へ突入していきたいと思います!

本題 「嘘でしょ!? いきなり IF 関数!?」

 超初心者に向けていきなりIF関数なんて教えていいのでしょうか?
 正直、不安で動悸が止まりませんが、さっそく参りましょう!

そもそも関数ってなに? なんでIFからなの? (知ってたら読み飛ばそう!)

超初心者向け解説であるため、まずはここから解説していこうと思います。
 
 関数とは、表計算ソフトの醍醐味とも言える一番熱くなれる最高の爆上げ要素の一つです!

 そして、そんなアゲアゲな気分にさせてくれる一番簡単な関数がIFなのです!

 おそらく教本なら、最初は保存方法とか、メニューの解説とか、セルとはなんぞやとか、書体がどうとか、表示形式が……などなど、およそソフトの基本的な使い方からつらつらと何章にも渡って解説が続きます。
 ですが、そんな教本を何冊も読み漁った管理人が感じることは、いつも同じでした。

 つまらない……
 早く説明終われ……
 いつになったら表計算が始まるんだ……

 といった思いを抱きながら読み進める教本の最初はいつも退屈で、新しい発見を素直に喜べない苦痛な時間が流れるのがデフォルトでした。
 たしかに、基本的な概念というのはとても大事なことだと思います。
 ですが、このブログを書くにあたって管理人がいろいろと調べた結果、人が何かを覚えるためには、ちゃんと前に進んでいる感覚が一番大事なことであり、その過程でつまづいた箇所を調べて解決していく達成感こそ、最高の記憶方法なのだということなのです!

 ただ、達成感重視でがむしゃらに物事を進めていってもうまくいきません。
 最適な問題と、それを解いていく過程が必要です。
 そこで、管理人が着目した最初の問題が、IF関数なのです!

 ……本当に大丈夫なんだろうかと少々不安ではありますが、なんとなくでも面白そうとか、まあ、やってみてやるかと思っていただけたら大変うれしく思います。
 このブログを読んでくださっている全員を満足いく結果に導きたいと思いながら、精一杯頑張らせていただきますので、どうぞ広い心で見守っていただければ幸いです。

さっそく問1

 さあ、いよいよレッスンらしくなって参りました。
 管理人から出題させていただく最初の問題です!

ある日のコーヒー店で

店長「クジラくん、2020年の祝日表から「の」がついてる祝日をピックアップしといて」
クジラ「は? なんでですか?」
店長「うんとねぇ、その日に出勤したバイトさんの時給を2倍にすることにしたんだ。はいこれね! じゃあ、よろしく~」
クジラ「あ、ちょ、店長! って……行っちゃったよ。てか、2倍ってマジ?」
から渡されたデータ

図1 参考資料:内閣府HP「国民の祝日」についてページ内に掲載中の「syukujitsu.csv」より抜粋

 はい、茶番ですね!
 最初の最初ということで、簡単なデータをピックアップしてきました。

 さて、クジラ君は店長に図1のようなデータを渡され、よくわからない頼まれごとをされてしまいました。
 実際問題として、目で見て数えた方が早いですが、これがもっと膨大な量ともなるとそうはいきません。
 そこで、IFの出番となります!

 ではまず、図1のデータをみなさんに配布いたしますので、下記リンクからどちらかのデータをダウンロードしてください。

エクセル版データ取得


エクセル版データ ← クリックしたらダウンロードがはじまります。
  ↓
Office Online ←  クリックしたら別ダブにOffice Onlineのエクセルが開きます。(ログイン画面が開いたらログインしてください)
  ↓
エクスプローラーを開き、ダウンロードフォルダにある「問題集1」をOffice Onlineのエクセルページへドラックアンドドロップ
  ↓
アップロード完了後、そのファイルを開いてください

Chromeブラウザの場合

見ずらい場合は□ボタンをクリックすると全画面表示します ↑ (PCのみ)

スプレッドシート版データ取得

スプレッドシート版データ ← クリックしたらスプレッドシートの画面が開くので、「ファイル」をクリック。開かれたリストから「コピーを作成」をクリックすると、編集可能なデータが開きます。

Chromeブラウザの場合

見ずらい場合は□ボタンをクリックすると全画面表示します ↑ (PCのみ)

問1実践

 さあ、いよいよ実践です!
 C2セルに半角で「=if」と入力してみてください。下図2のようになります。

エクセルデータ画像2
図2

 候補をクリックして入力することもできますが、今回はそのまま「=IF(COUNTIF(B2,"*の*")>=1,"2倍","")」と入力してEnterを押してください。
 ※「の」と「倍」以外の文字はすべて半角

 できましたでしょうか?
 できなければ「」内の青文字をコピーして、C2セルを選択後、数式バー貼り付けEnterを押してください。
 
 C2セルからC3セルへアクティブセルが移りましたね。
 そうしましたら、再びC2セルを選択します。

 C2セルを選択後、C2セルを囲っている緑の枠の右下に四角い点があるので、そこにポインターを合わせます。
 すると、ポインターが十字になりますので、クリックしたまま19行目まで選択して指を離します。

エクセルデータGIF1

 どうでしょうか?
 祝日の名前に「の」があるセルの右側に「2倍」という文字が現れたと思います。
 できた方はおめでとうございます! バッチリ店長から指示されたデータのピックアップが完了いたしましたね。

 では、これにて#2 IFから始めてみる超初心者のためのエクセル・スプレッドシート解説!を終了いたします。

 おいおい、これで終わりじゃ、なにがなんだかわからないじゃないか! ってな怒号が飛び交ってしまいそうですが、関数についてまで解説してしまうと、このレッスンがとても長くなってしまうので、お楽しみは次回に繰り越させていただきます!

 ということで、次回は魔法のような関数について解説いたします。
 是非ともまたのお越しをお待ちしております!

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