#4  エクセル・スプレッドシート関数のお固い用語解説!

2020年4月12日日曜日

超初心者向けレッスン




 いよいよ4回目を迎える超初心者向け解説ですが、じつはこれが最終回となります!
 このレッスンを終えれば、なにもわからず前に進めなかった過去が嘘のように自分の力だけで前に進めるようになるはずです!
 前置きもほどほどに、さっそく最終回をはじめましょう!

本題 「めんどくさくて挫折してしまった難しい用語に立ち向かおう!」

 さて、これからみなさまは超初心者を脱却いたします。
 何度も言わせていただきますが、自分でわからないことを調べて理解できるようになれば、もう超初心者の段階は終わります。
 ここを乗り越え、無限の成長への鍵を手にしてください!

関数の表現方法

 管理人は今まで、関数をひみつ道具に例え、固有の個性を持っていると言いました。
 それを念頭に置きながら、下の正規表現を見てください。

 =IF(論理式,[値が真の場合],[値が偽の場合])
 
 これは、セルに関数を書いていると出てくる簡単なHELPです。
 いつ出てくるかというと「 =IF( 」まで書いたところで現れます。(下図参照)

関数説明1
図1

 これは関数の条件を書き加える場所の説明と考えていただければと思います。
 前回のレッスンで関数は覚える必要がないと言いましたが、調べれば情報がたくさんあることに加えてエクセル・スプレッドシートには、このような便利な機能が随所にあります。
 また、IFの部分が青くなっていますが、ここをクリックするとIFの詳しいヘルプページへと飛びます。なので……

 どこに条件を書き加えればいいんだっけ?
 どういう個性だったっけ?

 など、わからないことがあればすぐに思い出せるようソフト側のサポート体制は十二分に設けられています。
 ですから、超初心者のみなさまに一番必要なものというのは、わからないことを調べて理解するための基礎能力であり、関数を恐れない心がけとなるのです

 また、こんなことできないかな? と、想像してみることもとても大事なことです。
 そこから、その想像を形にするための関数を検索し、とにかく使ってみるという作業を繰り返しているうちに、いつのまにかソフトを使いこなせている自分に気づくことになるでしょう。

 では、この簡単に説明されている小難しい感じのヘルプですが、前回の個性と当てはめて、なんとなくこのヘルプの感じを掴んでみましょう。

 これが → 論理式
 正しければこれ → 値が真の場合
 間違っていればこれ → 値が偽の場合

 小難しい感じで書いてありますが、深く考える必要はありません。このヘルプの表現は関数の条件を書く場所を思い出すきっかけくらいに思っていただければ良いと思います。
 もし関数の個性を理解していれば、簡易ヘルプが何を言っているのか理解できると思いますし、わからなければ調べればいいだけのことなのです。

 ですので、このひみつ道具(関数)の個性はなんとなくこうだったような……ということをうる覚え程度に理解していれば、あとは使い方が書いてあるサイトなり、ヘルプページを見れば事足りてしまうのです。
 なんのことはありません。ひみつ道具ができることをなんとなく覚えているだけで、簡易ヘルプどおりに当てはめれば関数が扱えます。

 だから、一字一句覚える必要なんてどこにもないんです。

 ここまで説明しましたが、もうみなさんはご理解いただいているかと思います。
 この説明をされる前に簡易ヘルプの内容がなんとなくわかってしまい、退屈に感じてしまったというみなさまは、すでに超初心者を脱却しております

 この超初心者向けレッスンは、関数の個性を理解し、書き方を確認するための様々な方法をお伝するためのものでした。
 もしかしたらみなさまは、管理人が関数を一つ一つ説明してくれるのだろうと期待されていたかもしれません。
 しかし、この情報が溢れた世の中において、ここでその説明を一からしても意味がありません。
 それよりも、数多ある情報の中から他の良いコンテンツをご紹介することの方が大いに意味があります。
 なぜなら情報が溢れすぎてしまったせいで、探すという行為に時間を割く割合が増え過ぎてしまったからです。

 管理人が厳選した超初心者からの脱却方法は以上となります。
 この知識を使い、どんどん自分なりの使い方で表計算を楽しんでいただけたら幸いです。

あとがき

 第4回からなる超初心者向けレッスンはいかがでしたでしょうか?
 なんだか拍子抜けしてしまった方もいらっしゃるかと思います。

 もっと詳しい説明が欲しい。
 もっと具体例を見たい。
 もっと多くの関数を理解したい。
 もっと細かい事を説明して欲しい。

 もし、こんな風に思っていただけたら、管理人が始めたこのレッスンは大成功だったんじゃないかと思います。
 なぜなら、見るのも考えるのも嫌だった表計算ソフトへの興味を引き出せたということなのですから。

 ……ところでみなさま、このブログのタイトルを覚えていますでしょうか?

 『 LOVE LOVE 表計算 

 管理人は多くの方が表計算を好きになって欲しい! という願いを込めてこのブログを始めさせていただきました。

 ぜひ、これを機に表計算を好きになっていただければと思います!



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